主 催 イ ベ ン ト

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世紀末からハプスブルグ朝週末(1900年~1914年)におけるウィーン貴婦人達の衣装や装飾小物など、ウィーン市歴史博物館の 貴重なオリジナルコレクション300余点を日本初公開。永きに渡って権威をふるったハプスブルグ帝国の終末期という不安定な 中で新しいウィーン文化が生まれます。モード界も例外でなく、伝統的な装いは受け継がれつつも、革新的なモードが推進され てきた。決してパリやロンドンに追従することなく、細かな手仕事による繊細なディテールと控えめなエレガンスさを特徴とす る独自のウィーン・モードが形成されていった。同展ではこうした時代背景からモードが生まれる西欧服飾文化の豊かさや、 多様性を感じることができる。
展示会場は、ウィーン市歴史博物館の展示室のイメージに近づけるべく、シャンデリアや柵、柱、ショーケースも厳選された。 初めての試みである2階建て仕様にするため、基礎に鉄骨が組まれるなど大掛かりな設営になった。展示物は服飾小物が全体の 8割を占め、アイテムごとの種類の豊富さや、ディテールをじっくり見ることができる展覧会でした。


≪開催概要≫


会期:1988年8月6日(土)~9月1日(木) 11:00~19:00
場所:The Space(表参道 ハナエ・モリビル5F)
料金:一般1,000(900)円、学生700(600)円 ※( )内は前売り料金
物販:カタログ3,000円(販売中)、ビデオ9,800円(販売終了)
主催=財団法人ファッション振興財団/ウィーン市歴史博物館
後援=通商産業省/文化庁/日本貿易振興会/国際交流基金/ウィーン市/
   東京都/オーストリア大使館
協賛=NTT/オリエントファイナンス
協力=日本航空/ウィーン商工会議所/七彩






 プレス発表会ではウィーン市歴史博物館のドュリグル館
 長、衣装担当学芸員カーナー氏はじめ博物館スタッフが
 紹介された。






 オープニングレセプションではドュリグル館長はじめ、
 ウィーン商工会議所会頭や駐日オーストリア代理大使の
 挨拶やピアノの生演奏も。





 ウィーン市歴史博物館の展示室を模倣して造作された会
 場。初の試みで2フロア仕様に仕上げられ、ショーケー
 スや柱、シャンデリアまで再現された。




 レッグウェア、靴、帽子、傘、ハンドバッグ、扇子から
 下着に至るまで200点近くの装飾小物がショーケース内
 に並べられた。。